【削除方法】windows10/11の勝手に入っているコルタナは削除しても大丈夫?アンインストールの方法

【削除方法】windows10/11の勝手に入っているコルタナは削除しても大丈夫?アンインストールの方法

windows10/11にはいろいろなプリインストールされたアプリがありますが、画面の一番下、タスクバーと呼ばれる列にある、丸い線に「Cortanaに話かける」と書いてあるアイコン、スタートメニューにも同じくあるCortana(コルタナ)というアプリは使ったこともなく、今後もいらないのではと思う方もいるのではないでしょうか。

勝手に入れられたソフトでも常に自動でバージョンアップしていきますので、アプリ自体が容量を食ったり、バージョンアップの一時ファイルが全体の動作を遅くしたりします。

ではこのCortanaアイコンは削除しても大丈夫なのでしょうか。そこで、安全なアンインストールの方法を解説します。

Cortanaとは

日常でわからないことがあると、普通はキーボードを使ってネットで検索したりしますが、このCortanaに音声で問いかけると、音声認識によって理解して検索結果を知らせてくれる、AIによるチャットアプリです。

ネット検索をしたいけど手が離せないとか、子どもやお年寄りが声だけで検索できたら便利だな、と思う人でなければ、とくに不要です。単に無効化しておく、という判断もありますが、必要になればまた無料で入手できるので、削除して問題ありません。

削除の方法

通常のメニューから削除できませんが、少し高度な方法を使うと削除できます。

高度な方法

キーボードからwindows10/11へ命令(コマンド)を送り、削除を実施します。

「PowerShell」というアプリを呼び出します。タスクバーの上でマウスの右クリックを行い、[タスクバーの設定]を選択します。

「[スタート]ボタンを右クリックするかWindowsキー + Xキーを押したときに表示されるメニューで、コマンドプロンプトをWindows PowerShellに置き換える」というスイッチがありますので、当初はオフになっているところをオンに変更します。

これで、この設定画面は閉じて良いです。

なお、Windows11ではこの作業は必要ありません。ここで必要なアプリは「Windows ターミナル」と名前が変わり、初めから[スタートボタン]の右クリックで見つけられます。

スタートボタンの上で、マウスの右クリックを行います。すると、真ん中あたりに[Windows PowerShell(管理者)](Win11は[Windows ターミナル(管理者)])という表示がありますので、左クリックで開きます。途中で実行するかどうかの判断を聞かれる場合がありますが、[はい]を選びWindows PowerShellを開きます。

Windows PowerShellの画面で、キーボードから以下の文字列を入力してください。

Get-AppxPackage Microsoft.549981C3F5F10 | Remove-AppxPackage


入力してEnterキーを押すと、アンインストールが実行されてCortanaが削除されます。

削除権限のエラーが出て進まない

コマンドは受け入れられたが、削除権限がないと表示された時の対処法です。

Windowsの環境によっては、windows10/11 を最新のバージョンにアップデートすると、Cortanaが削除できる場合があります。

スタートメニューにある[設定]から、[更新とセキュリティ]のアイコンをクリックし、Windows Updateを実行してください。

補足

Windows PowerShellの起動方法は他にもありますので、上記でうまくいかない場合、

①スタートボタンの上で、マウスの右クリックを行います。すると、下のほうに[検索]という表示がありますので、左クリックで開きます。
検索の入力ボックスに PowerShell と打ち込み、表示された[管理者として実行する]を左クリックします。

②スタートメニューのアプリ一覧をたどっていき、[Windows PowerShell]を表示させ、右クリックを行って[管理者として実行する]をクリックします。