共用のパソコンで、他の人にはナイショの検索や文書作成をしたとき、ウインドウを閉じてしまえば履歴も残らず大丈夫、と思いがちです。
ですが、キーボードを叩いたときに、あなたが入力した言葉が予測変換の一番上に表示され、だれか人に見られた?とヒヤヒヤした方もいることでしょう。
これまでの学習結果を残しつつ、あなたが入力した言葉一個だけを消す方法を説明します。
マウスの操作
一つ目はマウスを使って削除する方法です。
共用パソコンで「転職」を調べていて、キーボードで「て」と打つと一番初めに「転職」が予測変換候補で出てしまう、と仮定します。
マウスを、消したい変換候補の上に持っていきます。
すると、色が反転して×マークと虫眼鏡マークが浮かび上がります。
×マークは変換候補の削除のボタンになっていますので、×をクリックします。
これで、予測変換候補をひとつだけ消せました。
キーボードの操作
キーボードの上下カーソル操作で、マウスの時と同じく消したい変換候補にフォーカスします。
この状態で、[Ctrl]+[Delete]のキー操作をします。
何も表示は出ませんが、これでも単独の予測変換候補を消せます。
変換候補を学習させない
日本語IMEのメニューを表示します。
タスクバーの右端、タスクトレイに表示されている”あ” または “A”のアイコン上でマウスの右クリックをすると、メニューが表示されます。
下の方に「プライベートモード」がありますので、左クリックでオンにします。もう一度左クリックするとオフになります。
プライベートモードの間の入力文字は、予測変換に表示されません。