CapsLockがオンになっています
突然、パソコンの画面に警告が出たことはありませんか。
何のことだかわからず、びっくりしますね。
CapsLockとは何か、ONになっていると表示が出たときの外し方を説明します。
CapsLockとは
アルファベット、ローマ字をキーボードから入力するときに、常に大文字に固定する機能です。
キーボードに印刷されたアルファベットは大文字で描かれていますが、普段はアルファベットキーをたたくとと、小文字で画面に出てきますね。
普通、アルファベットの大文字を打つときはShiftキーも一緒に押します([Shift] + アルファベット)が、Shiftキーを使わなくても大文字にできる便利な機能です。
キーボードに、CapsLock機能を使うためのキーが割り当てられています。
解除するには
CapsLockキーは、キーボードの左端、Aキーの左隣にあります。パソコンメーカーによる違いやノートパソコンかそれ以外かより多少場所の違いがあります。
Shiftキーを押しながら、同時にCapsLockキーを押してください([Shift] + [Caps Lock])。
押すたびにONとOFFが切り替わります。
CapsLock機能は、一度オンにするとキーから指を離してもオンになりっぱなし、オフにするとオフになりっぱなしです。
On/Offの調べ方
CapsLockキーに発光ダイオード(LED)が一緒に埋め込まれていて、Onのときに点灯する、Offのときは消灯するパソコンが多く、点灯しているかどうかでわかります。
デスクトップパソコンの場合は、CapsLockキーにはLEDがなく、キーボード全体の中で邪魔にならない場所にLEDを付けています。
ノートパソコンの場合は、LEDがキーボード面ではなく側面についていることもあります。
なにかのはずみに、ShiftキーとCapsLockキーに同時に指が触れて押してしまうと、ローマ字が大文字になってしまいます。それでOnになっていると気付くこともあります。
警告は何だったのか
パスワードを入力するとき、画面にはタイプした文字は表示されず「●●●●●●」と出ますね。
これでは大文字か小文字かわかりません。
ですが、パスワードは大文字小文字を区別して扱うので、大文字ですよ、間違っていませんか、とお知らせしてくれたわけです。
トラブル/ 解除できない
繰り返しになりますが、CapsLockキーはShiftキーと一緒に押すとオンオフする変わったキーです。
CapsLockキーを単独でたたいても動きません。
必ず[Shift] + [Caps Lock]で解除しましょう。
応用/ CapsLock機能を無効化
知らないうちにCapsLock機能がONになって、作業中にイラっとすることが何度もある方は、無効化を試みると良いでしょう。
キーボードの割り当てを変更するフリーソフトで、CapsLockキーをその他の機能に置き換えて、作業の邪魔にならないようにします。
この手のフリーソフトの例として、KeySwap や SharpKeys (英語) があります。どちらも、キーの割り当てを設定するときだけ起動し普段は常駐しないので、パソコンの動きは変わりません。
CapsLockキーをShiftキーやAltキーに割り当てると、うっかりキーに触れてもおかしな動作をしなくなります。
まとめ
CapsLockがONだと警告が出たときに、解除する方法を説明しました。
- CapsLockキーを押すたびにOn/Offする
- CapsLockキーはShiftキーと同時に押すと動作する
この二点を覚えておきましょう。