Windows10/11で一個だけ予測変換候補の消し方

Windows10/11で一個だけ予測変換候補の消し方

共用のパソコンで、他の人にはナイショの検索や文書作成をしたとき、ウインドウを閉じてしまえば履歴も残らず大丈夫、と思いがちです。

ですが、キーボードを叩いたときに、あなたが入力した言葉が予測変換の一番上に表示され、だれか人に見られた?とヒヤヒヤした方もいることでしょう。

これまでの学習結果を残しつつ、あなたが入力した言葉一個だけを消す方法を説明します。

マウスの操作

一つ目はマウスを使って削除する方法です。

共用パソコンで「転職」を調べていて、キーボードで「て」と打つと一番初めに「転職」が予測変換候補で出てしまう、と仮定します。

マウスを、消したい変換候補の上に持っていきます。

すると、色が反転して×マークと虫眼鏡マークが浮かび上がります。

×マークは変換候補の削除のボタンになっていますので、×をクリックします。

これで、予測変換候補をひとつだけ消せました。

キーボードの操作

キーボードの上下カーソル操作で、マウスの時と同じく消したい変換候補にフォーカスします。

この状態で、[Ctrl]+[Delete]のキー操作をします。

何も表示は出ませんが、これでも単独の予測変換候補を消せます。

変換候補を学習させない

日本語IMEのメニューを表示します。

タスクバーの右端、タスクトレイに表示されている”あ” または “A”のアイコン上でマウスの右クリックをすると、メニューが表示されます。

下の方に「プライベートモード」がありますので、左クリックでオンにします。もう一度左クリックするとオフになります。

プライベートモードの間の入力文字は、予測変換に表示されません。