網戸を自作!簡単に木製の枠を作る、取り付ける方法

網戸を自作!簡単に木製の枠を作る、取り付ける方法

みなさんのお宅の窓に、網戸は必ずついていますか。

エアコンが広く普及した日本の家屋で、窓を開け放つ機会は減っていますが、換気や室温調整でどうしても窓を開けたい場面も出てきます。しかし、内倒し窓のように網戸がない窓の場合、ハチや蚊などが屋内に侵入する可能性があります。

網戸がない窓に対し、各々の窓サイズに合った木製で簡易的な網戸の作り方、使用方法を説明していきます。
元々網戸がない玄関やベランダ用の、ドア型網戸の作り方を調べたい方は、簡単に玄関やベランダ用の開閉木枠網戸を作る方法をご覧ください。

手作り網戸の作り方

揃える材料、作り方、使い方の順に解説します。

開閉機能がある網戸

市販の網戸はレールがあり、左右に動かせる引き戸方式になっています。自作では網戸レールがない窓の室内側に網戸を取り付けるため、窓に触れられるように網戸にもドア式の開閉機能をつけます。

完成形を示します。網戸をつける前の窓と、網戸を取り付けた後の窓です。窓の内側、窓枠に載せて位置を固定します。

木製枠網戸の材料

材料は以下の通りです。

木材(SPF材)19mm×19mm 長さ1,820mm
(窓の大きさに合わせて変更します)必要な本数を準備
木材(SPF材)19mm×38mm 長さ910mm
(窓の大きさに合わせて変更します)必要な本数を準備
網戸ネット
アジャスターボルト
木枠を作る固定材料 例:隅金、木ねじ
すきまテープ(クッションがついたもの)

以下が完成写真です。

写真にある細長い網戸だと、部材予算は1,000円程度です。

色々な窓へ応用が利く構造ポイントを三つ説明します。

網戸ネットは木枠のガラス窓側に直接貼り付ける。

実際に窓に取り付けた時、窓サッシと木枠に挟まれネットが隙間なく配置されます。

窓枠への固定用木材と網戸の木枠を分け、固定用の木材は突っ張り棒の要領で窓枠に固定する。

固定用木材に網戸枠を丁番で取り付け、開閉可能にします。

網戸枠と窓枠との隙間をクッション材でふさぐ。

クッション材がつぶれた状態でちょうどよい固定状態が得られます。クッション材は100均で手に入る隙間テープで十分。

必要な組立工具

木工用接着剤
木ねじを締めるためのドライバー
木に下穴(木ねじを入れる予備穴)を開けるためのキリ
タッカー(大きいホッチキスのようなもの)

組み立てをスムーズに行うためには、ネジ穴あけ、ネジ締めに電動工具をお使いいただくことをお勧めします。

木製網戸を作る時、網戸貼りにタッカーは必需品です。安価なもので良いので、必ず本体と充分な量の針を揃えましょう。網戸の補修や、他の木工工作でも活躍します。

組み立て方

①窓寸法に合わせて、SPF材の19ミリ×19ミリ品で縦、横用の角材を切り、長方形の網戸枠を隅金と木ネジで固定します。

網戸枠の四隅の加工写真を以下に掲載します。木材同士をすべて木工用接着剤で貼り合わせても構いませんが、木ネジ固定の方が強度があり安心できます。

  

網戸枠の木材同士を、直接木ネジや釘のみで接合しても構いません。この場合、木ネジや釘の頭が木材から出ていると、窓のサッシや額縁に当たりサッシの表面が削れる恐れがあります。十分に気をつけてください。

②網戸枠に、網戸ネットを直接貼り付けます。この時点で窓側・室内側の区別はありませんが、最終的には窓側面側に網戸ネットが来るようになります。

剥がれにくくするため、網戸ネットの上から接着剤を塗布し、木材側に染み出すようにすると比較的強度が得られます。反対に、両面テープで貼り合わせるような、網戸ネットの片側にしか密着力が効かないとはがれやすいため、注意が必要です。

さらに、タッカーで固定していきます。凧やうちわに紙を貼るようなイメージです。

③窓枠に固定する固定用木材として、SPF材の19ミリ×38ミリ木材を必要な長さに切り、アジャスターボルトを取り付けます。

固定用部材の左右につけたアジャスターボルトを、どちらもボルトを突っ張る方向に回して固定用部材全体を窓の額縁に押し付けます。突っ張り棒と同じ要領です。アジャスターボルトをネジで取り付けるためのエリアを確保するため、他の幅19ミリ木材とは異なり、幅38ミリのSPF材にしています。

 

④固定用木材と網戸枠を蝶つがいで連結します。これで開閉できるようになります。

⑤最後に窓枠と接する下面にすきまテープを貼ります。作った網戸が窓枠とぴったり寸法が合わなくても、すきまテープにより大きさの微調整が効きます。

賃貸の内倒し窓用網戸など、網戸を一旦つけたら嵌め殺しでよい場合は開閉機構は必要なく、網戸枠四辺にすべてすきまテープを貼りすきまテープのクッション力で固定する方法も良いでしょう。窓の外に取り付ける場合は、強風で落下しないよう落下防止のワイヤ等で対応します。

木製枠網戸の使い方

まずは窓の内側、窓枠に載せます。

窓の額縁に固定するため、固定用木材のアジャスターボルトを突っ張り棒の要領で窓枠に突っ張らせます。

 

窓を開ける時や、窓のロックを外す時などは、網戸を室内側に大きく開き、窓や鍵へ触ります。

我が家の窓には更に面倒なことに、屋内側に飛び出す形で取っ手がついています。窓を閉めたとき、網戸はこの取っ手を避けてあげる必要がありました。

ですが、網戸枠の下面に貼るすきまテープと額縁の摩擦で、網戸を適当な位置で止めることができ、取っ手を避けることができます。

窓を開けて網戸を定位置に戻すときは、すきまテープを押しつぶす形で網戸をぴったりと窓枠に密着させます。

網戸が不要な冬場は、木枠ごと取り外して保管できます。取り外すと網戸の掃除も簡単です。また、窓に網戸がついていると採光が少し減りますので、取り外せるならば窓の印象が明るくなります。

まとめ

いかがでしたか。網戸の枠は少し小さく作り、隙間はクッション性のある隙間テープで塞ぐのがポイントです。 窓枠に取り付けるときは、アジャスターボルトの固定高さ位置を微調整して、開閉のしやすさが好みの硬さや状態になるようにしてください。

一から自作する時間がない方は、網戸施工業者に頼むより安い、ほぼ完成品の組立キットがおススメ。最短で明日お届け。

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