赤ちゃんとシンガポール旅、行先選びの3つのポイント

赤ちゃんとシンガポール旅、行先選びの3つのポイント

赤ちゃんとの暮らしに慣れてきて、様々な表情や感情に一喜一憂の日々、そのような中で、そうだ、赤ちゃん連れで海外旅行へ行ってみよう!絶対楽しそう!とお考えのパパママ様。

赤ちゃん連れで東南アジアへ旅行はいかがですか。行き先の候補と絞込み、持ち物や事前準備、移動などを、体験談を交えてまとめてみます。

赤ちゃん優先の行き先検討

赤ちゃんとの旅行で、検討する点は主に4点です。

  1. 現地の気候、レジャーは、赤ちゃんに負担をかけないか
  2. 赤ちゃんが食べられる現地食材があるか
  3. 衛生状態はどの位違うか、万が一の時の医療施設があるか

東南アジアをおすすめ・気候とレジャー面

赤ちゃんとの海外旅行では、大人だけの旅行のようにアクティブに移動するのは難しくなります。

現地でホテルから移動を開始する迄の準備(赤ちゃんの着替え、おむつ替え、赤ちゃんグッズの準備)に時間を要します。行き先でのおむつ替えや、昼寝の時間、機嫌が悪くなった時の対応なども考慮する必要があります。赤ちゃんの暮らしのスピードにあわせていくのが成功の鍵ですので、行先は下記がおすすめです。

  • ホテルのプール(ホテルからあまり出ない)
  • 公園、動物園、水族館
  • ホテル周辺の散策

東南アジアは亜熱帯、熱帯気候で、年間を通じて暖かいです。移動の際の衣類の量が少なくなるのがメリットです。

日頃使い慣れたベビーカーには、手提げ用のフックなどを付けている方も多いでしょう。そういったフックにひっかけて賄える程度の荷物で、手ぶら・身軽に移動しましょう。

東南アジアをおすすめ・現地食材

赤ちゃんが食べられる現地食材は、実際にその場になってみないとわかりません。しかし、東南アジアで確実に言えるのは、暖かい気候のおかげで現地(ホテル、レストラン等)で食べられるフルーツの種類が豊富なことです。

赤ちゃんが好きなバナナは当然として、甘みのあるフルーツは好き嫌いを示すことも少なく、安心して食べられる食材です。果物アレルギーをお持ちの赤ちゃんはお気を付け下さい。

衛生状態、万が一の医療施設

衛生状態は、どうしても日本と比べてしまいますが、劣る面もあると考えておく方が良いです。

万が一を考えると、医療水準と、日本語が使える医師、日本語通訳者がいるか、事前に調べておくと安心です。

滞在国の医療水準は、国の経済力や現地収入水準に依存する面があります。日本語が使える医師の有無、日本語サービスは、日本人駐在員や長期滞在者の多さ、日本からの海外旅行者の多さがポイントです。

これらの観点で、タイ、シンガポール、マレーシアは優れています。

タイ、シンガポールとも、赤ちゃんが産まれる前に旅行したことがありました。リゾート感・観光の楽しさではタイの方が上ですが、衛生環境、交通機関の便利さはシンガポールに軍配が上がりました。赤ちゃん優先で、シンガポールを選びました。日本語で診療できる病院があり、都市がコンパクトなので、何かあっても時間をおかず病院に罹ることができます。

シンガポールは公用語が英語です。タイはタイ語で、街中のタイ語は読めないので、緊急の時には不安があります。

赤ちゃんと海外旅行をする時の手続きポイント

飛行機代はかかりますか?鉄道バスと同じで無料?

満0~1歳児は座席は不要ですが、航空券を予約する必要があります。航空券代は一般的に、大人料金の10%です、無料ではありません。座席は「膝の上」です
機内食の事前準備など航空会社側の都合もありますので、赤ちゃんの航空券も事前に予約しておきましょう。

私は、生後7ヶ月の赤ちゃんと海外旅行に行きました。私は陸マイラー(飛行機に乗らずに、提携クレジットでのショッピングで航空会社のマイルを貯める人のこと)でしたので、大人2名は無料航空券を予約しました。ですが、赤ちゃんの航空券は要らないと思い込んでいましたので、何も事前対応をせず当日空港に行ってしまいました。

パスポートはもちろん要りますよね?

要ります。出入国の手続きは大人も赤ちゃんも違いがありませんので、事前に取得しておきましょう。

赤ちゃんのパスポートを作るにあたって、まともな写真をどう準備するかは考えどころでした。私は、家でデジタルカメラを使って写真を撮り、それを使いパスポートの申請を行いました。

証明写真の背景を白くするため、自宅の白い壁紙の前に赤ちゃんをじっと座らせる必要がありまして、これが結構難しいのです。お座りがしっかりする月齢まで待ってから、親の片方が声やしぐさで赤ちゃんの気を引きながら動かないようにして、何枚も写真を撮りました。

未成年は5年期限のパスポートしか作れません。写真写りがいまいちでも、5年だけの我慢ですね。

機内食は出ますか?

離乳食、幼児食が出ます。基本的に事前予約が必要となりますので、航空券の購入時に航空会社や旅行会社に機内食の希望を伝えておきましょう。
食べ慣れている幼児食を持ち込んでもOKです。液体物の機内持ち込みは、手荷物検査で厳しくチェックされますので、乳幼児用水筒を持ち込む際は中身を空にしておく、大人が飲んで見せて安全を証明する、などの対応で乗り切りましょう。

赤ちゃん連れシンガポール旅行の体験記

移動は基本はベビーカーを押して。旅行スーツケースもカバンも乳児用品でぎっしり。現地までは大人でも飽きる7時間の長時間フライト。ゼロ歳の赤ちゃんを伴ってのシンガポール子連れ旅行の体験記を説明します。

シンガポールについて独自まとめ

シンガポール政府観光局公式ウェブ(日本語)

飛行機での出入国はチャンギ空港を利用。ターミナルは3つだったのが、2017年10月に第四ターミナルが開業。2015年には第五ターミナルの計画を発表(2025年開業予定)。

  • ますます空港が広くなり、空港の中だけで楽しめるようになります。

羽田・成田から7時間30分程度、中部・関空から7時間程度の所要時間

  • 羽田・成田からシンガポールのLLC(スクート・タイガーエア)が直行便で就航中!
  • 2017年夏シーズンから、ジェットスター・アジアも沖縄~シンガポール便を就航させました。閑散期で片道1万円台とかなり格安。

シンガポールは物価が高いことで有名。アルコール類は特に割高。

  • シンガポールドルの為替レートも1ドル80円台で、10年さかのぼれば60円台だったころから上昇傾向。

シンガポールの旅行イメージで良く出るのは有名なマーライオンです。実物をぜひご覧ください。

  • 事前イメージとは異なるかもしれません

国内の移動

まずは空港までの移動が問題です。空港特急を使うと快適でしょうか、空港リムジンならターミナル直結で楽でしょうか。

ご存知のように、赤ちゃんはいつぐずるか分かりません。。大人だけの時は公共交通機関での移動が基本でしたが、赤ちゃん連れとなると大人の荷物に加えてかさばる赤ちゃんグッズ(オムツ、ベビー服着替えなど)、ベビーカーも必要で荷物量が多くなりますので、自家用車の使用をご検討ください。お金でトラブルの素をクリアできるところはお金で解決しても良いです。

自家用車をの預入れ、受取りともに、空港ターミナル前のロータリーで完了する、便利なシサービスもあります。便利な分、お値段は少々かさみますが、小さい子供連れ家族にとっては、直接ターミナル前で荷物やベビーカー、子供を乗せ降ろしできるメリットは捨てがたいところです。

飛行機の座席選び

座席はエコノミーの前から4列目、窓側二人掛けの席を取りました。無料航空券を取る時(7ヶ月前)に座席指定ができたのですが、既に一番前の席は埋まっていましたので仕方なく。

座席が一番前であれば、足元スペースに余裕があるので、バシネット(赤ちゃん用簡易ベッド)を航空会社から借りて置くこともできますし、足元に赤ちゃんを座らせて楽しく遊ばせることもできます。

他に考慮する点として、完全母乳で育てていると飛行機内で授乳する可能性が高くなりますので、真ん中五人掛けの席ではなく窓側両端の二人掛け(三人掛けの可能性もありますが)のほうが、他の乗客から死角になって好ましいです。

手荷物検査から出国審査、搭乗まで

手荷物検査、そしても赤ちゃんでも出国審査へと進みます。ママと赤ちゃんは一緒に出国審査を受けて、特に問題は起こりませんでした。ベビーカーに収まったままの赤ちゃんの顔を、係員がカウンターから身を乗り出して確認してくれました、なんだか嬉しい。

搭乗時間までは、空港内のキッズスペースを探して遊ばせました(これが後々良い方に働くとはこの時はわかりませんでした)。各国の子供がいて、見ていると言葉は通じないのに遊べていてなかなか楽しかったです。

搭乗直前にお手洗いに行って、オムツ換え、授乳などを済ませて、いざ機内へ。

子供連れは優先搭乗になります。ですが、赤ちゃんが席についてから全員が着席するまで時間がかかりますので、飽きてしまいます。もし席が比較的前方であれば、通常搭乗を行い、着席とすぐに飛行機が動き出すようにしましょう。

搭乗ゲート脇で、係員にベビーカーを預けました。ここで預ければ、降りた後もゲート脇にあらかじめベビーカーを準備してくれます。

機内での赤ちゃんの状況

飛行機が動き出して滑走路まで進む間に、赤ちゃんは狭いところに慣れないのでしょうか、親の膝の上から立ち上がりたくて奇声をあげていました。乗客の皆さんにはうるさく感じさせて申し訳ない気持ちでいっぱい。

離陸中は、今度は耳抜きができないのでしょうかグズるので、予め準備してあった幼児用お菓子(ハイハイン)を小さくちぎってひたすら与え続け、時々麦茶をストローで飲ませて、飲み込む時に自然と耳抜きができてくれるのでは?と期待しましたが、痛がる素振りもなく効果はあったようです。

水平飛行に移りましてまもなく、おや?なにやらお座りしている赤ちゃんの動きが緩やかになり、目がとろーんとしてきました...(?)

キッズスペースでよく遊んだため、早くも眠くなってくれました。パパのひざの上に横になって、スヤスヤの開始です。長いフライトの間、どうやって赤ちゃんの気を紛らわせていこうか色々考えていたのですが、助かりました。

そのまま赤ちゃんは、5時間も連続で眠り続けました。シンガポールまでのフライト時間の大半で予想外のラッキーな展開になりました。その間パパは機内食を困難な体勢で食べたり、観光地のおすすめ本を読んだり、赤ちゃんの寝顔を眺めながら同じくウトウトしたり。

23時を回る頃、とうとう赤ちゃんがすっきりと目を覚ましました。

機内でのあやしかた、効果的なおもちゃ

機内の暇つぶしに、基本的には赤ちゃんがお気に入りのおもちゃをいくつか持ってきていました。が、この日のために、全く新しいおもちゃを持ち物に入れておきました

お気に入りのおもちゃに飽きたら、新しいおもちゃを投入→赤ちゃんがひとしきり興奮。これで何とか時間をつぶしましたが、最後は大人が交互に立ち上がって抱っこで通路を散歩。客室乗務員にあやしてもらったりして、なんとかシンガポールまでの7時間を持たせることができました。

大人でも7時間のフライトは飽きますね。大人だけなら目をつぶっていれば良いのですが、幼子がいると目を離すこともできず。

今回、赤ちゃんのために、新しいおもちゃを3つ準備していきました。そのうち一つが、小さな木のおもちゃ。大きな音が出ないので、機内やホテルでの遊びにおすすめです。

旅行前には赤ちゃんに見つからないように隠しておき、旅行中に小出しに出してあげて気をそらすのに活躍してくれました。

更に、機内食でもらったカップやアルミ缶、機内のしおり、なども音が出たり色が変わっていたりと、遊び道具になりました。

いよいよ到着、入国まで

7時間のフライトも終盤、ようやくシンガポールへ到着!

空港建屋内は冷房がガンガンに効きすぎています。赤ちゃんにとって環境変化が厳しいです。抱っこしてタオルで包み保温しています。

目指すは歴史ある高級ホテル「グッドウッドパークホテル」。空港からタクシーに乗り、オーチャード界隈のこのホテルまで、空港から約30分です。

まとめ

いかがでしたか。赤ちゃん連れの海外旅行は、大人以上に事前準備と事前の情報収集が効果的で、旅行中の大人の負担を確実に軽くします。
また、赤ちゃん連れ旅行者に対して空港、航空会社、シンガポール人は優しいですから、どうしても困った時は、赤ちゃんのために、日本にいるときよりも気軽に周囲の助けを求めてみましょう。

赤ちゃんとシンガポール旅・滞在編に続きます。

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